はじめまして、えりぽんと申します。部長です。
直近では同期3人がブログを更新してきましたが、それぞれ個性のある素敵な内容で、さすがだな‼と思う一方、勝手にプレッシャーを感じています…(汗)
何を書こうか散々悩みましたが、学年曲について書こうかなと思います。
毎年、定期演奏会では学年ごとに演奏する曲を設けています。それが、学年曲なるものです。
今年、私たち3年生は、交響曲第9番『新世界より』第2楽章の一部を演奏します。「家路」という名前で有名ですね。誰もが一度は聴いたことがあるのではないでしょうか。
最後の学年曲、何をやろうか…となった時、しっとりきれいな定番曲、カッコ激しい曲…いろいろ頭をよぎりました。が、全体で第4楽章を演奏するし、構成的にもいいし…とまあそこまで議論にならず、最後の学年曲として「家路」を決定するに至りました。(笑)
某副部長が編曲してくれたんですが、本当に音が少ないんです。技巧系でもないし、テンポも速くないし、リズムも難解ではない…。とてもシンプルなんです。本当に。でも、シンプルだからこそ、奥深く、難しいのです。とてつもない緊張感に毎回包まれます。(選曲をした当初は知る由もなかった…)
でもですね。私は、この曲が好きです。最後の学年曲にこれを選んで良かったと思っています。演奏者で波長をそろえる感じ、互いを信頼している感じ、大切に大切に一音一音を奏でていく感じ、つくりだされる息をするのも憚られるような空気…。うまく表現できませんがその空気感がとても好きです。
残念ながら、3年生4人揃っての演奏は叶いませんが、4人分の思いを乗せた演奏ができたらな…と思います。
学年関係なく仲良く力を合わせて活動しているクラギですが、やはり同期というのは特別なものですよね。どの学年曲もその学年の個性が溢れていると思います。そこのところもご注目頂けたらな…と思います。
さあ、定期演奏会本番まで残りわずかです。
完全燃焼目指して、最後まで音楽に向き合います。
12/14(土)@日野市七生公会堂
そこでしか聴けない、一回きりの音楽…。ぜひ聴きに来てください。
Comments